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第71師団 (日本軍) : ウィキペディア日本語版 | 第71師団 (日本軍)[だいななじゅういちしだん]
第71師団(だいななじゅういちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。 == 沿革 == 1942年(昭和17年)4月に琿春駐屯隊(歩兵第87連隊・第88連隊基幹)と第110師団所属の歩兵第140連隊を基幹に編成された。同年6月に編成完了後、関東軍に属し、満州東部のソ連国境付近の警備と防衛に従事した。 1944年(昭和19年)2月、第71歩兵団司令部と歩兵大隊2個などを抽出して第5派遣隊を編成し、マリアナ諸島のパガン島に送った。また、同時期に千島にも歩兵第140連隊の1個大隊を派遣した。師団主力も同年7月、南方転用された第10師団に代わって満州北部のチャムスに移動し、南方転出に対応するための訓練を実施した。 1945年(昭和20年)1月、第10方面軍の第40軍に編入され「ガ号演習」の名で台湾に転用された。この転用に伴い、第71歩兵団司令部と捜索第71連隊が廃止された。同年2月、台湾に到着後、嘉義付近に布陣し連合国軍の侵攻に備えていたが、交戦することなく終戦を迎えた。師団の将兵は1946年(昭和21年)前半に日本に復員した。なお、台湾駐留中にマラリアが流行し、歩兵第88連隊では将兵の8割以上が罹患していた。
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